2月10日

新しい10年の始まり、ZARDは90年代に一番売上をあげた女性アーティスト

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photo:WEZARD.net  

CDが一番売れた90年代。その中でも女性アーティストとして一番の売上を誇ったのがZARDだった。91年、中村雅俊のTVドラマ『結婚の理想と現実』の主題歌「Good-bye My Loneliness」でデビュー。

1993年、今でも24時間テレビなどで歌われる「負けないで」をリリース、人気を不動のものとする。その後もヒット曲を量産し、90年代アーティストのトータル売上で全体3位、女性アーティストとしては堂々の1位である。

ZARDの特徴として有名なのは、「負けないで」でのブレイク以降、テレビにほとんど出なかったことだ。ライブも招待制の船上ライブと全国ツアーが一度だけ。タイアップの力はあったが、楽曲の力でCDを売ってきたアーティストといえよう。

「負けないで」からファンになった私は、リアルタイムでTV出演する坂井泉水さんを見ることはなかったし、船上ライブは倍率がものすごくて当選せず、全国ライブも残念ながらチケットをとることはできなかった。

当時中学生だった私にとって、坂井泉水さんは、ほぼCDジャケットだけで見る存在だったが、未だに私の中で永遠の憧れの女性である。

それだけに2007年5月27日、坂井泉水さんの訃報に触れた時はショックだった。

突然なんの前触れもなく流れたニュース。アーティストのライブには色々行ったけれど、一番好きなアーティストのライブに行くことも新曲を聴くこともいきなりできなくなってしまった。

坂井泉水さんは享年40。

私は来年40歳になる。永遠の憧れだった坂井泉水さんの年齢に追いついてしまうのは複雑な思いだ。一時代を築いたアーティストZARD。これからも語り継いでいきたい。

2018.03.14
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カタリベ
1979年生まれ
うえはらふみかず
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